地の食と地の酒
同じ地域で取れたものは相性が良いことが多いと思う。その地域で地産地消されているものと、その土地のもので醸成された酒は良い。
イタリアでは、やはり地域によって食が違うので地域によってワインが作られ、そのおかげで多様なワインがあるということを聞いた事がある。
種子島に来た時に
居酒屋へ行き地の食材と、焼酎を飲んだ時にやはり相性がいいなって思ってしまう。
一口食材を食べて、酒を口にすると
味わいを邪魔し合わず、むしろトロける時があり、食事が進んでしまう。
こちらだと、海鮮系が上手いのがあり、昨日感動したのはユッケと、焼酎の組み合わせ。
当然味付けも、九州独特の甘い醤油と、合わせ味噌、塩も近くの海で取れたものを使っているし、砂糖もこだわり次第では、サトウキビ、黒糖を使っていたりもするのだろう。
家だと、スーパーで朝どれのカツオやムロアジを買ったりして、ネギ、生姜、ニンニクをまぶし、甘い醤油をかけて焼酎を頂くと、これだけでいいなーと感じてしまう時もある程だった。
また、ナガラメの味噌漬けというとも、
酒のあて でしかない食料だが
ここでしか食えないものであり、酒が進んでしまう。
沢山の種類を飲んだわけでは無いが、
島甘露 というオーソドックスな焼酎が
一番種子島を表している酒であると思う。
昨日話し込んだ長期滞在者の人は、ここのご飯は不味いと言っていた。話し込んでみると、醤油だとかが口に合わないらしい。
さしすせそが、九州地方と、他では結構違うからだろう。身に染み込んだ味しか受け付けないのも分かるが、色んなSTYLEを楽しめる方が人生得はできるし、楽しみの幅も広がると思う。
surferであれば、ロングだろうがショートだろうが楽しめるstyleが一番楽しめるのと同じように。