働く意味を考察してみた
10年サラリーマン勤務をやってみて、育児休暇をとり数ヶ月が経過した。
「すべての薬で一番良いのは、休息と断食である」
という言葉があるように、断食も終え、
多分現在心身ともに一番健康な状態で思うので、又復帰するまでに考えをまとめようと思う。
何故働くのか?何の為に働いているのか?
定時で帰宅したとしても、
通勤_休憩時間を含めると1日の半分以上の時間を使い
週に5日働いて人生の大半を占める働くという事をもう一度考察する
「そもそも何故働き出したのか?」
大学を卒業し、みんなが就職活動をしていたから何と無く就活をした
「何故今の会社を選んだのか?」
自分の学歴であれば時世的にも簡単に入社できそうで推薦が取れたから
又地元の企業であったから
「何故地元の企業を選んだのか」
生まれ育った土地で安心感があったから
他の土地のことを知らなかったから
「何故生産技術をやっているのか?」
社会に対し余りに無知で、生産技術と設計しか理系の仕事を知らなかった
やはり入社した時の事を思い出すと
・自分の人生経験の無さ (知っている事の中から選んでしまう)
・世の中のことを調べない (無知であるくせに、調べる努力をしない)
・自分のやりたいことがわからない (行動してないからわからない)
という事があり、過去の事を考えると働くのが嫌になるわけだなーと思った。
これはこれで面白いがそうすると
「途中何故で辞めなかったのか?」
・単純に辞める度胸がなかった
・この会社で得たものは何か?
→考えた時に、得た技術等考えられるものが何もなかった
多分今の条件よりも、良い条件で転職できる力が無いと感じた
・全力で今の職場で仕事に向き合った時に自分に何ができるか?試した事がなかった
「全力で試した時にどうなったか?」
・自分の力量のなさを大きく感じた
・信頼のない人間の為に人は動いてくれない
・どんな仕事でも黙々、コツコツと力をつけて行くしかないと悟った
・「誰かの取り巻きではなく、A君だよね?という自分の顔でやる」
・技術力の奥深さを知り、学べば学ぶほど、物事が繋がり面白くなる
・「成果に対する報酬は新しい仕事」海外での仕事を含め色んな事を体験させてもらった
(その中には、会社の中で頑張り昇進した時にどうなるのか?見える場面もあり
それは決して自分の望む姿ではなかった。
運よく全力を出して頑張り続け、出世をしたとしても、自分の望む姿ではない)
「休みを取る前仕事は楽しかったか?」
・仕事が片つける作業になっていた
家での時間も確保したいが、人間関係の調整、限りない仕事でバランスとりが難しい
・頑張ってなりたい姿になれないのでなんか虚しい
(運動、食事制限、規則正しい生活、禁酒をしても、デブにしかなれないのだったら
努力する仕方、方向が間違っていると誰でも気づくだろう)
「作業になった時、何故仕事をしていたか?」
・生活するための金を稼ぐ為に仕事をしていた
→金のために働いていた。 黄金の奴隷となっていた
簡単ではあるが、今現在に至る。
理想は好きな事をやって、お金を稼ぐ
いつの世でもそれが一番格好いいし、理想的だが、甘い幻想であり続ける。
だが現実的には奴隷とならない為の方法を学ぶべき
「金の為に働く」ではなく
「金に働かせる」
学ぶ為に時間を投資する
遊びややりたいことはしつつも、地道にコツコツと
成果が出るまでしつこくいこう