出産手当金が入るまでの実情
[概要]
夫婦で育休を取るとなるとお金の管理が重要となる。
「世の中金が全てではない」 とは言っても
遠出をする為の交通費であったり、食費だったり
オヤツやcoffeeを頂きたかったり
少しのお金があれば、出来る事や気晴らし、できることは結構ある。
自分の身一つであれば良いが、
乳児を連れてのヒッチハイクだったり、物乞いだったり
奥さんが質の悪いものを食べる⇨質の悪い母乳⇨乳児の食事⇨乳児の体の元
となるのも嫌な話である。
大事なのは
- いつもらえるのか?
- いくら貰えるのか
の2点であると思い、自分達のリアルに貰えた時を書きます。
[出産手当金の額]
出産手当金 = 産前産後休暇の間の手当金(産前42日間/産後56日間)
の間の手当が支給のこと。
産前_産後の期間は出産予定日で決まる。
出産予定日は、病院のエコー検査で1
2週目くらいの赤子の大きさから予定日が決められた。(自分達は)
しかしほとんどの赤子が予定日に産まれないため、
上記の出産手当金の日数も変動する。
私達夫婦の場合は、出産予定日が5日過ぎていたため、
通常98日間の合計で103日分の出産手当金が振り込まれてきた。
出産手当金の額は
産休に入る前から
1年間の額面給与(税引き前の給料)の各月の平均 / 30 × 2/3(0.67) × 103
面倒であれば下記サイトで概算を計算しているので入力したら楽です。
私の嫁はパートであるが、きちんと働いてくれていたお陰で
180000(平均給与)/ 30 ×2/3 ×103 = 412000 円
程の出産手当金が振り込まれてきた。
[いつ貰えるのか/その前後でお金はいくら掛かるのか?]
10末より産前休暇に入り、12月中旬に出産。
10月分の給料が11月に振り込まれたが、
その後12月,1月,2月 が無給であり
3月の頭に出産手当金が振り込まれてきた。
自分達が出産・育児に掛かっている費用と合わせると下記のようになる
項目 |
労働期間 |
産前休暇 |
出産 |
産後休暇 |
育休中 |
|
月 |
10月 |
11月 |
12月 |
1月 |
2月 |
3月 |
お金(嫁) |
9月給与 |
10月給与 |
無給 |
無給 |
無給 |
出産手当金410000 |
出産出費 |
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検診 ¥7000/1回 (39週以降 補助券切れ) 4日毎検診 |
出産費用150000 |
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育児出費 |
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ベビー服 ¥10000 車シート ¥10000 ベビーカ ¥70000 抱っこ紐 ¥50000
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布団¥10000 |
6000 (オムツ/ミルク) |
6000 (オムツ/ミルク) |
6000 (オムツ/ミルク) |
出産前は悪阻や、腰の痛み、赤子がいるから余り動けないことを考慮すると
給与は通常よりも減ってしまうことを考えた方が良いだろう。
(出産手当金ではなく、育児給付金は育休取得前の半年の平均給与で
あるので一番必要な時の給与が下がる嫌らしさがある)
また母子手帳と共に付与される、検診補助のチケットも39週以降は切れてしまい
、また検診頻度も4日に1回と頻度が増え、毎回7000円程の出費となり
想像よりもお金が出て行く実情がある。
子育て支援するなら、回数を区切るのではなく、全ての検診に補助を出すべきであると感じるが。
幼児グッズも必要最低限の物を書いているが、クーハン/抱っこ補助クッション/おもちゃ/幼児用お風呂グッズ/などを買うと出費はさらに増していく。
無給の期間で出産手当金をあてにしている状態であると
最後に給与が支払われてから3〜4月の間、
無給期間が続くので
夫婦で育休を取るどころか生活さえも厳しい状態になると思います。
(旦那の稼ぎが多い、もしくは妊娠前に充分に準備をしておく)