サピエンス 全史より
[どれだけ多くの若い大学卒業者が、
がむしゃらに働いてお金を稼ぎ
35歳になったら退職して本当にやりたい事をやるのだと誓い
忙しい会社できつい仕事に就く事だろう
ところが35歳になったら
多額のローンを抱え
子供達を学校にやらねばならず
郊外の暮らしには少なくとも2台の自動車が必要で
いいワインと国外での高価なバカンス抜きでは人生はおくりがいがないという感覚に付きまとわれている。
彼らは一体どうしたらいいのか?
なおさら一生懸命取り組み、あくせく働くのだ。]
けどそこから簡単に抜け出せるのか?
抜け出せないのか?
少なくともこの本の言葉通りに
自分は生きようとしていた。
人によっては
それが幸せなのかもしれない
それが幸せではないのかもしれない
もしくは考えたことすら無いのかもしれない
が自分の感覚では幸せにはなれないと思った。
更なるラットレース(競争)に巻き込まれる
家族と過ごす時間が更に減ってしまう
好きなことをする時間が更に減ってしまう
確実に出世でき、
確実にある年齢まで生き
確実に事故を起こさず
生活できればその人生も幸せかもしれない
が 既にこの前提自体がグラグラのレールですよね。
確実にあること、絶対にあることといえば
「人はいつか死ぬ」