ダブルオーバーセッション
ハワイ行った以来のサイズの波だった。
だらだらと崩れてくるのでまだ耐えれるが
おばけセットも有りの海外を彷彿させる波であった。
その場所は
普段波が中々立たない場所ではあるのだが
ロケーションも素晴らしく、島が堤防がわりになり極上のライトブレイクが炸裂するという話を聞いており、
いつか入ってみたい
また話をしていたローカルとどこかでセッションしたいですね。
という会話をしていた。
先日波が上がるタイミングがあったので
朝豪雨と風そして雷がすごかったが、
予報を信じて朝一から車を走らせてそのポイントへ向かってみた。
海岸線を走っていると、いつもと海のコンディションは違い、普段入るポイントは当然クローズアウトをしており、海の迫力、天気の悪さから[今日はできるのか?]とドギドギしながらドライブをする。
最悪ノーサーフでも温泉だけ入って帰ろうかな的な感じ。
途中晴れ間が出てきたので、ホッとしたのを覚えている。
海に着くと自分らだけ。
少しの間見ていると、ローカルがくるが
帰って行く車が多い。
普段入らないポイントで、距離感、サイズ感が分からないので、入るかどうか悩む。
海の近くへ行きチェックしていると、
長めのシングルフィンを持った方がエントリーしていくのが見えた。
島沿いからgetし、何本か乗っている。
せいぜい頭半くらいかな?
と思い行く準備を始めると、
自分と同じタイミングでエントリーしようとする兄ちゃんがいた。
スキンヘッドの髭面で、胸筋半端なく、8フィート位のスリーストリンガのガンを持っている。少し目が合うと愛想が良く、雰囲気を持っている人だな~と思った。
その人から自分も少し遅れてGET OUT.
当日寝違えていたからか、首や肩周りが重くだるいが、この場所でサーフ出来ることに感謝。
パドルを開始するも中々ラインナップに到達しない。どんだけ遠いんだ?と思いながらアウトに向かう。
そんな中でも、途中そそり立つsetの波をかわしながら、沖に出れたが、久しぶりに波の壁を感じる迫力のサイズ感。
でかいな、けど崩れ方がトロいから大丈夫かな。変なくらいかたしたら首がイカレるかな~と思いながら、沖で様子を見ていた。
先程のスキンヘッドの兄さん海男オーラバチバチ。ラインナップの奥から、お化けセットをガンで捕まえている。良い感じだな~。
と思っていると、先日セッションをしたいと言っていたローカルが参上。
[やっぱsurfer同士こうゆうことだよな]
と感動する。
そんなこんなで、1時間半くらいは数人の貸切でのsurfとなった。限られたタイミングで極上の波が捕まえれなかったのは、自分の中ではかなり反省したが、レギュラーでそこそこのロングライディングは楽しめて大満足。
帰りは温泉に浸かり
お土産にもらった、
ムロの日干しと、
採れたてキュウリ
宮崎ならではの地鶏のモモ焼きを頂きながら
意識は吹っ飛びました。
日時とかは特に決めてないけど
条件が整った時に出会う
こういう一面。
サイズも大きく決まるかどうかのタイミングも自分の直感次第。
連絡を取り合うのは良いことだけど
こうゆう縁とタイミングの素晴らしさ
[好き者同士が出くわす]
凄い好きだな。
サーファーとしての
[金では買えない財産]
が1つ増えました。
忘れることはない一日だった。
こうゆう気分を感じれたりさせてくれるのは
他にあるのだろうか??
写真全然良くないな笑